イギリス人は「理想」がお好き

個数:
  • ポイントキャンペーン

イギリス人は「理想」がお好き

  • お取り寄せいたします。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■3~5日以内

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆まれに、品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら

  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784314009119
  • NDC分類 302.33
  • Cコード C0095

出版社内容情報

斎藤美奈子氏絶賛!「並みいる英国礼賛本に撤退を促す、公平かつ痛快な英国社会論&比較文化論である。」「朝日新聞」(3/31)にて書評掲載。
各紙誌に著者インタビュー掲載。日本経済新聞4/21、読売新聞4/21、産経新聞5/4、プレジデント5月号

内容説明

イギリス人の写真家と結婚、老親の面倒をみるために、12年前からロンドン近郊に暮らす作家が出会った、イギリスの本当の姿。医療費無料のおかげでシステムは破綻寸前で、予約が入るのは1年以上あと。政府の持ち家奨励策で国民の借金は膨れ上がり、移民にも住宅を与えるため嫉妬で殺人事件まで勃発。天気が悪いから、花を抜いては植え替える庶民のガーデニングが横行―それでも「イギリスは一番!」とイギリス人は信じているのです。その信念を支えるものは?スパイスの効いた英国論。

目次

第1章 無料より高いものはない―理想の医療システム
第2章 めざせ一男一女―理想のダディと理想の政治家
第3章 元祖・狂牛病の国に学ぶ?―理想のベジタリアン
第4章 真珠湾=アフガニスタンの理屈―理想の戦争ルール
第5章 めざせ国民持ち家率100%―理想の人生、理想の持ち家
第6章 日本人も真っ青、生け花方式!―理想のガーデニング
第7章 移民天国と殺されない王室―理想の帝国と移民対策
第8章 救世羊ドリー―理想のDNA信仰
第9章 子供は外、犬は内―理想の人犬関係
第10章 合法的殺人を命ず…―理想の裁判信仰
第11章 イギリス版世界地図、日本はどこに?―おまけの章

著者等紹介

緑ゆうこ[ミドリユウコ]
1958年2月17日神奈川県鎌倉市生まれ。1991年「海を渡る植物群」で第72回文学界新人賞受賞。イギリス人写真家と結婚、1988年よりロンドン郊外に在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

11
まずあるべきゴールを描く。それは、物事を行う上で間違った方法というわけではない。ただし、それをどこまで重視するかは人によって異なる。理想を考えて大切にするのは間違っていないが、それにガチガチに縛られて現実が見えなくなるのは適切な姿とは思いにくい。2015/01/12

Humbaba

9
理想を持つのは重要なことである。目的があるからこそ、人はそれを目指し成長することが可能となる。ただし、現実は理想のように上手く回ってくれるものばかりではない。理想を実現させるための形に物事を押しこんでも、そこに住まう人々が理想の形とは異なる動きをしてしまえば結果的に全体を不幸にしてしまう。2013/11/06

penguin

2
図書館。『本の本』経由。へぇぇな事だらけなエッセイでした。何の気なしに好んで見てるBBCのドラマとかの文化的背景ってこうなのか!な驚きもあり、見方がちょっと変わりそうな予感。 移民や医療の問題については、理想と現実の乖離っぷりが素晴らしい(笑)。現在イギリスが直面してる現実から、日本が学ぶ事が多々ある気がします。特に移民問題。どうあるのが理想で、なにが実現可能なのか。どうしたって矛盾をきたすのであれば、国際社会の批判を躱すにはいったいどういうやり方が適正なのかと等、考える材料が山ほど転がってる気がします。2012/01/19

takao

1
ふむ2024/11/08

sonata

1
図書館。在英日本人によるイギリス論。とにかく筆者が辛口の毒舌で面白い。へー、ほー、と冗談半分に読むには十分楽しめる。まあ、十五年も前の本なのでね。「戦争」の章はさすがに笑えなかった。真珠湾持ち出されたら、ぐうの音がでちゃうわ。近年まで賠償金!って言ってたの、アジアだけじゃなかったのね。「移民」「クローン」の章は、嫌でも最近話題になったあの国民投票を思い出す。もし、本当にこういうことが背景にあるとすれば、あの結果になるのも……うん。とりあえず、ガーデニングにはもう少し夢見てたかった。2016/10/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/467257
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品