文明のなかの博物学―西欧と日本〈下〉

西村 三郎【著】

紀伊國屋書店（1999/08発売）

• サイズ A5判／ページ数 p349／高さ 22cm
• 商品コード 9784314008518
• NDC分類 460.2
• Cコード C1020

出版社内容情報

東西博物誌のその後の運命を決定づけたものとは？


「西と東の博物学」のその後の運命を決定づけた基本的性格の違いとはなにか？　江戸博物学終焉の後に来たものとは？　東西両博物学の比較精神史の試み。
＜目次から＞博物学の黄金時代を招来したもの／西欧――博物学から近代生物学へ／変容する江戸博物学／江戸博物学から明治の生物学へ／西と東の博物学／来たるべき時代へ／東西博物学小年表


博物学の持つ雰囲気を少しでも伝えるために、・・・・一般書としては

内容説明

「西と東の博物学」のその後の運命を決定づけた基本的性格の違いとは？江戸博物学終焉の後に来たものとは？東西両博物学の比較精神史の試み。

目次

６章　博物学の黄金時代を招来したもの
７章　西欧―博物学から近代生物学へ
８章　変容する江戸博物学
９章　江戸博物学から明治の生物学へ
１０章　西と東の博物学
終章　来たるべき時代に

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Mark.jr]

西欧と日本の博物学の歴史を、比較しつつ辿り直した労作。17世紀に出された博物学書が広く読まれたというエピソードなどから、いかに当時の人の科学的好奇心が旺盛か、またそれらが科学を前進させてきたのかが分かります。いい本です。

2018/12/21