出版社内容情報
パリのポンピドゥー・センター,関西国際空港旅客ターミナルビルなどのプロジェクトにかかわってきた建築家によるエッセイ。石造りのパリの街,生活の匂いが壁に染み込んだやわらかなイタリアの都市,地形に溶け込むギリシャの集落など,さまざまな土地を巡りながら人間のための空間のありかたを探りつづける「建築家の旅」を,美しいスケッチと共に綴る。
内容説明
建築をデザインすることには、魔性に近い魅力がある。パリのポンピドゥー・センター、関西国際空港ターミナルビルの設計に関わった気鋭の建築家による、都市を巡る旅のはざまのエッセイ。
目次
プロローグ エッフェル塔のかけら
第1章 パリを歩く
第2章 霧の記憶
第3章 地中海の小屋
第4章 空間の力
第5章 フェルメール・ブルー
第6章 空間をとらえる
第7章 空と大地の間で