出版社内容情報
広大な領土と人々を治めたローマ帝国。セネカ，キケロ，エピクテートス，マルクス・アウレリウス等，皇帝の哲学も奴隷の知恵も，人としての大きさで評価するのがローマ人だった。古代ローマの格言の数々を，ポンペイの遺跡にのこされた，美しい壁画の写真とともにおくる。
内容説明
皇帝の知恵も奴隷の思索もともに尊ぶローマ人の世界。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
双海（ふたみ）
6
皇帝も奴隷も、賢人であれば偉大な哲学者として等しく尊重したローマ人の世界。添えられたフレスコ画も美しい。2025/05/24
サロメ
3
セネカとキケロから２／３程度。ストア派を中心とした古代ローマの思想家の言葉を詩集のように読める。 また、古代ローマのフレスコ画やモザイクの挿絵（写真）とうまく調和しており、手に取る価値はある。 同じシリーズの「古代ギリシア〜」よりおすすめ。2011/04/02
ipusiron
0
2005/6/?読了
