出版社内容情報
プリゴジン,ルネ・トム等,ノーベル賞やフィールズ賞受賞者を含む,13人の科学者が,専門家としての立場から『カイエ』に言及した,画期的な論文集。自然科学への関心は,ヴァレリーの内部でいかなる位置にあったのか。進展を続ける科学文明の専門知に対して,ヴァレリーの思想がいかに一般的な理解の手がかりとなるのかを検証する一冊。
第32回 日本翻訳出版文化賞 受賞
内容説明
ヴァレリーの「知的冒険」を13人の科学者が解明する。
目次
生物学・医学(前言―予備的考察;ヴァレリーの思想と生物学・医学の発展;ヴァレリーと生細胞;言語と思考;ヴァレリーと血液 ほか)
数学・物理学・認識論(ヴァレリーにおける数学の概念;心的プロセスのモデル化―カタストロフィー理論家の目から見たブァレリーの「体系」;ヴァレリーの主題による変奏曲;科学哲学者ヴァレリー;現代物理学と実在感 ほか)
感想・レビュー
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- 電子書籍
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