ユートピアと文明―輝く都市・虚無の都市

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ユートピアと文明―輝く都市・虚無の都市

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  • サイズ A5判/ページ数 348,/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784314004978
  • NDC分類 309.2
  • Cコード C1030

内容説明

ユートピア―争いのない平和な場所、幸福にみちた社会。数多くの美辞麗句に飾られてきたそれは、ほんとうのところ何なのか。プラトンからトマス・モア、サド、フーリエそしてさまざまな都市や建築、歴史的事件。多彩な題材のあいだを跳梁するようにして本書は、「ユートピア」の本質に迫っていく。

目次

古代(ヒッポダモスのチェス盤;鳥の都市;歴史の朝に;蟻の共和国;アトランティスの海)
中世(神聖なるものの回帰;運命の輪;神の国;オフ・リミット ほか)
ルネサンス、17世紀(ルネサンス、ファウスト、コロンブス、パラケルスス;怒れる王の委任統治;ユートパス1世の雛鳥;ラブレー、ユートパスの娘婿;太陽の都 ほか)
19世紀(恐るべきユートピア;千年王国論者マルクス?;欲望の家;悲しいユートピストたち;牧歌からサムライ劇まで;自由の大審問官;結語)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すな

2
意外にも近現代についてはほとんど記述がなく、古代やなにより中世を軸にしたユートピア批判、考察の一書。「どこでもない場所」のジャンルが持っていた意味も、現代とそれ以前では大きく様相を異にしていたことがわかる。2015/02/22

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