出版社内容情報
生命科学とエレクトロニクスの融合から「バイオコンピュータ」と呼ばれる新しい技術大陸が誕生しようとしている。本書は,バイオコンピュータの多様なイメージを探り,21世紀に向けたその計画と展望,社会的影響までを論ずる。バイオ素子,ニューロコンピュータから人工知能の最前線の話題まで,この新しい動向をにない,また推進する執筆陣で解説した決定版!
内容説明
この本は、生命科学とコンピュータ工学の双方から、「バイオコンピュータ」の多様なイメージを探り、21世紀に向けたその計画と展望、社会への影響を論じたものである。現在、非常な注目を集めているバイオ素子からニューロコンピュータまでの最前線の話題を解説し、なぜいまバイオコンピュータが注目されるのか、そして今日の「人工知能」の先にある思考力・創造力をもつコンピュータをめぐる話題まで、興味深く説いている。
目次
第1部 新しいコンピュータへの胎動(コンピュータの進歩;明日のコンピュータ;生命科学への期待)
第2部 生命科学の新しい展開(生体エネルギー論とバイオ素子;生体の情報処理;神経系の形成;脳の神経回路システム;思考と創造)
第3部 バイオコンピュータのイメージ(バイオ素子コンピュータ;脳に学ぶコンピュータ;創造するコンピュータ)
第4部 バイオコンピュータの計画と社会(バイオコンピュータ実現への道;バイオコンピュータのインパクト)