感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
140
「自由からの逃走」がしっくり来なかった方のもう一つのフロムへの入り口。心を問う際に、世の中での位置づけとの関係で解決策を導こうとする。個人的な事ではなく、相手との関係において糸口を見いだす。役に立つ心理学の使い方の実践例。2014/04/27
獺祭魚の食客@鯨鯢
60
「愛」という言葉は熟語として使う方がよくわかります。恋愛、慈愛、友愛、仁愛、博愛、自愛など様々な愛があります。どれも見返りを求めないことが前提。そうでなければ単なる恩着せがましさになります。 本当に愛しているかどうかは、その人に不幸が降りかかった時にわがことのように悼む気持ちになれるかどうかでわかるそうです。(「フィリア」とは) その人のお通夜の時にどのような思い出話が出るかによって生前の人徳が測れるそうです。 志村けんさんの悲報はいかに多くの人に愛されていたかがわかりました。
テツ
25
『自由からの逃走』でおなじみのフロム。他者を愛するという行為はそれそのものが自分自身への癒しであり救いであるということ。愛することは自身を幸福に導いてくれるということ。愛し愛され与え受け取り、人は他者を介することにより自らに愛を与える。書いてあることはよくよく考えてみたらあたりまえのことなんだけれど、しっかり言語化して読み手に投げかけてくれることのありがたさが心底身にしみる。僕たちは気軽に愛していると口にするけれど、その意味をたまには深く考えてみる必要があるんだろうな。その上でやっぱりあなたを愛している。2019/06/15
rigmarole
16
総合的には印象度B+。長年の積読書であった旧訳を漸く読了。内容は素晴らしいのに逐語訳過ぎてひどい。日本人にここまで読まれているのは新訳ゆえではないかと察します。著者が最後に言うように、私たちは愛が最優先である社会を実現すべきです。それが本来の人間的欲求だからであり、幸福の条件だからです。その愛とは感情とか快感といった類のものではなく、能動的な精神活動である。つまり愛は得るものではなく生産するものである。これは他者への信頼によって可能だが、他者への信頼は自分への信頼に基づく。なぜ? それについては本書を。2020/04/17
双海(ふたみ)
3
あんまりしっくりこなかったかな・・・2014/01/19




