内容説明
ティーンエイジャーから20代へ…人生の選択の入口に立つあなたに。あなたのほしい人生が見えてくる。自分がわかる質問やヒントがいっぱい。
目次
1 まずは自分を知ることからはじめよう!(あなたの人生を設計してみよう;私ってほんとうはどんな人なんだろう?;私は何が大事?)
2 私は何がしたいかな?どうしたらできるだろう?(あなたはどんな働き方がしたい?;やりたいことの実現のために何が必要?;では、どんな準備が必要なのだろう)
3 どんな人間関係をつくりたい?(私はこんな人間関係がほしい!;シングルで生きる?誰かと暮らす?)
著者等紹介
上野千鶴子[ウエノチズコ]
1948年生まれ。社会学者。京都大学大学院博士課程修了。平安女学院短期大学、京都精華大学などを経て、現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。日本のフェミニズム研究の第一人者として、執筆、講演などに活躍中
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
12
10代の女子に読んでほしい。女性として、社会で(日本で)自立した人間として生きていくために考えなければならないこと、知っておいたらよいこと等、質問形式で問いかけながら将来設計をガイドする本である。今年4月から社会人になった娘に、読んでみてと渡した。女よ、自分の人生は男に依存しないで(結婚はどちらでもよい)自分の力で創っていこう。2016/05/02
るさんちマン
2
中高生向けのウーマンリブ入門書。結婚しないかもしれない人生、なりたい自分になるための投資と準備、思い描くライフスタイルとそれを実現するための費用、そしてその費用が稼げる仕事について・・・ティーンにつきつけるにはいささかリアルすぎるが、これぐらいやらないと「女の人生は夫の収入に左右される」みたいなイデオロギーはなくならないのだろう。・・・こんな老婆心目線と、10代の頃だったらどうとらえてたかなぁと自分を思い出し目線を行ったり来たりしながら読みました。すべての女性に自立あれ。2009/11/18
にな
1
自己啓発書のようにこういう風になりなさい、こうなってはいけない、という指南はあれど実行は難しいし、それ以前に誰か/何かに依存せざるを得ないニポンのシステムと欧州・欧米で習慣づいている自分自身に問いかけるという訓練が今までなかったので、今の10代後半で高校を出てすぐ働きたい人にプレゼントしたいです。2014/12/25