玉野井芳郎著作集 〈第1巻〉 経済学の遺産 吉富勝

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玉野井芳郎著作集 〈第1巻〉 経済学の遺産 吉富勝

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  • サイズ B6判/ページ数 359p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784313810617
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C1330

目次

知性史としての「たまのい号」
1 経済学の主要遺産―『資本論』への道標(発生期の経済学;18世紀の経済学;古典経済学の確立;カール・マルクス)
2 経済体制(資本主義;資本主義と社会主義;比較経済体制論)
3 宇野経済学の功績と限界(変革の思想としての経済学;経済学史における求心と遠心;経済学におけるパラダイム転換)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

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なるほどなあと思った話。 マルクスの『資本論』は社会主義ではなく資本主義そのものについて研究したもの。資本主義は特殊歴史的な社会で、労働力を商品化するというフィクション(エンクロージャーという歴史的事実)によって成立した。 1958年以降の中国社会主義は、農耕を土台に、分権的管理が行われ、共同体を再生する形だった。ただ、この本が書かれた時、すでに中国も巨大技術の導入が見られ始めた。 労働力と土地の商品化の排除、生態系の維持と両立しうる経済発展の解決策は共同体の再生しかない。2021/07/17

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