内容説明
学校農園で、こわごわと土をいじる子どもたちのかわいい手。公民館で、食と都市農業について学習する主婦たちの真剣なまなざし。鍬をかつぎ、バケツを片手に、せっせと市民農園に「通勤」するお年寄り。農業祭でとびかう、いせいのいい農協青年部の後継者たちの声……。いま思い出しても、どの顔も瞳が輝いている。そんなまなざしのなかに存在する可能性に支えられて、本書は生まれた。
目次
第１章 市民からみた都市農業
第２章 「農」に親しむ市民たち
第３章 都市化のなかでの新発見
第４章 まちと農業の歴史
第５章 都市と農業の共生を求めて
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