内容説明
過剰開発による地球環境破壊を解決する唯一の道は、環境と人間が共生した等身大の社会と経済の構築である。現地を歩いて見えてきた「共」の世界と地域主義。
目次
第1章 〈パパラギ〉の経済学とコモンズの危機―ヤップ島で考えたこと
第2章 コモンズの経済学―環境と人間の共生
第3章 地域自給の論理―もう一つの戦後・もう一つの戦前
第4章 国家大の「食糧」から地域大の「食べもの」へ
第5章 生ごみの堆肥化と地域自治―なぜスモール・イズ・ビュティフルなのか
第6章 水管理と地域自治―地域資源のコモンズ的生かし方
第7章 イノーの経済学へ―コモンズとしての海