悪のネットワーク―“無差別テロ”と陰で操るKGB

悪のネットワーク―“無差別テロ”と陰で操るKGB

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  • サイズ B6判/ページ数 305p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784313810426
  • NDC分類 319

内容説明

本書の最大の狙いは、“国際テロリズム”、“ソ連=KGB”、“中東政治情勢”という、ある意味では無関係に見えるこの「三つの輪」が、実はテロ、ハイジャックなどはもとより、あらゆる破壊工作にいかに複雑且つ密接に絡みあっているかという“実体”に少しでも迫ろうとするところにある。

目次

第1章 ソ連外交の恐るべき虚構
第2章 ゴルバチョフ政権は“KGB内閣そのもの”(アフトルハーノフ教授の“インナー・キャビネット”説;フルショフの“平和共存政策”;キューバ危機から「正面戦争回避論」へ;クラウゼヴィッツと『孫子』の兵法)
第3章 “ミスターKGB”アンドロポフ(ブレジネフと軍部の台頭;アフガン事件に見せたアンドロポフの“凄腕”)
第4章 KGBの沿革と機構(知られざるGRUの素顔;テロの総本山KGBの組織と機構)
第5章 ソ連のプロパガンダ・ネットワーク(KGB第1総局;党国際部(ID)
党国際情報部(IID)
エリート集団書記局)
第6章 国際テロリズム機構の旗揚げ(ナセルの凋落とPLOの台頭;革命児カッザーフィと謀略家アッサドの登場;イスラエルの進攻―ファタハ・ランドの壊滅)
第7章 ソ連・PLOの「国際テロ」共同戦線(PLOは“世界テロリズムのメッカ”;レバノン大使・ソルダトフの仮面の内側)
第8章 第2期国際テロリズム時代の到来(中東の猛牛・ホメイニ;“イラン・コネクション”;中東の狼・カッザーフィ;「カッザーフィ革命基金」;“リビア・コネクション”;中東の狐・アッサド;苦悩するシリア)
第9章 再編成なった国際テロ・ネットワークの全貌
第10章 ソ連=KGBの世界戦略とレーニンの理論(NATOをめぐる米ソの新たな確執;米ソがしのぎを削るSDIの駆引)
第11章 若王子事件は他人事ではない

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