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出版社内容情報
戦国の要衝地近江の国に生まれ、秀吉に才覚を
見いだされた三成は太閤の天下統一に誰よりも貢献していく。
秀吉の死後、独断専行を続ける家康の動きに、主家の滅亡
を防ぎ、天下安堵のため一身を捨てて立ち向かっていく…。
盟友・大谷吉継、剛将・島左近との交誼を折り込み、戦国の
ハイライトである関ヶ原へ向かうダイナミックな人間模様と
義将の生涯を描く長編歴史小説。◆文庫書き下ろし◆
内容説明
戦国の要衝地近江の国に生まれ、秀吉に才覚を見いだされた三成は太閤の天下統一に誰よりも貢献していく。秀吉の死後、独断専行を続ける家康の動きに、主家の滅亡を防ぎ、天下安堵のため一身を捨てて立ち向かっていく…。盟友・大谷吉継、剛将・島左近との交誼を折り込み、戦国のハイライトである関ヶ原へ向かうダイナミックな人間模様と義将の生涯を描く長編歴史小説。文庫書き下ろし。
著者等紹介
野中信二[ノナカシンジ]
1952(昭和27)年、姫路市生まれ。岐阜大学医学部卒業後、京都大学医学部附属病院耳鼻咽喉科教室に入局。大阪北野病院に勤務し、その後姫路市にて耳鼻咽喉科を開業する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ター
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なるほど、こういう三成もありか!この本、三成目線で歴史を追いかけていて、秀吉、吉継、行長、清正、正則の人物像こそ三成主観で語られるが、肝心の三成自身については分かりづらかった。三成の一本気なところが分かるのはやはり対家康からで、そこまではむしろ吉継や行長の方がメイン。(個人的にはもっと左近の出番が欲しかった)この三成はずいぶん決断力があって、別小説のうじうじ三成と比べたら月と鼈。戦下手で優柔不断なのでは無かったのか...正直あまりお勧めではないが、老害秀吉に振り回される子飼いたちが好きなら楽しめるかも2020/12/08