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内容説明
「歴史は活用してこそ意義がある」と主張してきた人気の歴史家が、名軍師として活躍した黒田官兵衛の駆使したさまざまな計略(戦略・戦術)を、中国三千年の叡智といわれ、戦いの極意が描かれた秘書『兵法三十六計』を中心に合計五十の兵法にあてはめて大分析。官兵衛やそのまわりで起きた戦国の名場面で使われた計略から、混迷の時代を生き抜く知恵を学ぶ!
目次
第1章 『詭』(あざむく)の計(瞞天過海の計;治気の計 ほか)
第2章 『謀』(はかる)の計(連環の計;敗面〓(か)口の計 ほか)
第3章 『奸』(おかす)の計(囲魏救趙の計;仮痴不癲の計 ほか)
第4章 『奇』(裏をかく)の計(反間の計;無中生有の計 ほか)
第5章 『秘』(かくす)の計(二虎競食の計;駆虎呑狼の計 ほか)
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
1958(昭和33)年、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科卒業。同大学文学部研究員を経て、現在は作家、歴史家として独自の史観にもとづく著述活動を行なっている。『歴史研究』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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maito/まいと
17
加来さんが読み解く、黒田官兵衛の生涯を兵法風に大分析した本。いつもは冷静で、落ち着いた構成で読みやすい加来本なんだけど、この本については官兵衛を持ち上げすぎ。これじゃ官兵衛の生涯全てが兵法みたいで、出来すぎていてなんとなくいやになった。とはいっても官兵衛の生涯の行動の中で、兵法に通じる行動や言葉を拾って関連づけることで、兵法と官兵衛、両方が覚えられるお得な内容。官兵衛初心者に特にオススメな1冊。2014/01/21
勝部守
3
黒田官兵衛の上級者向け、兵法本。再読しようと思う2015/03/22
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