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内容説明
腐敗した貴族政治を打破し、はじめて武士が中心の新しい時代へと変化させた英雄の生涯を描く長編小説。十七歳で瀬戸内の海賊を破り、源義朝との武門の覇権争いに勝ち抜いた清盛は、宋との貿易、福原遷都、娘の徳子が高倉天皇の中宮になるなど型破りな手法で軍事、政治、経済を掌握し、新しい世の中を創り始める。そんな折、一度は助命した源頼朝が伊豆で挙兵したとの報が届くのであった…。
著者等紹介
村上元三[ムラカミゲンゾウ]
1910(明治43)年~2006(平成18)年。東京都出身。1941年、『上総風土記』により第一二回直木賞受賞。1965年、NHK放送文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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