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内容説明
「父上は天を翔け、そしてわしは地を走る、誰よりも早く走れるように…」織田信長の嫡子として生まれ、武勇と思慮深さを兼ね備えた信忠は、武田攻めの武功により、家督を譲られ成長していく。信長が見据える未来がみえず、思い悩むも懸命に後を走る信忠。ようやくみえてきた天正十年六月本能寺。突然の悲劇が訪れるのであった…。戦国の父子、主従たちの心情を詩情豊かに描いた傑作小説。
著者等紹介
新井政美[アライマサミ]
1953(昭和28)年、東京生まれ。東京大学文学部卒。東京外国語大学教授、作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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