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内容説明
戦国安芸の小豪族に生まれ、尼子氏、大内氏という圧倒的二大勢力に囲まれながら少しも怯むことなく、目前の現実に対して、持ち前の政治的、軍事的才能を駆使し粛々と対抗。遂には中国、九州、四国十三州の太守という壮大な夢を叶えた「戦国の大鷲」毛利元就七十五年の生涯を描いた傑作長編小説。
著者等紹介
松永義弘[マツナガヨシヒロ]
1928年、佐賀県生まれ。日本大学法文学部史学科卒業。日本文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
活字の旅遊人
9
大きな歴史だけでは、ない。
zeeen
2
一代で中国を治め、謀略家であり偉大な父でもある毛利元就がヴィトー・コルレオーネと重なる。作品が一冊にまとまっているので少し物足りなく、特に厳島合戦の章は権謀術数の騙し合いや村上水軍との交渉などたっぷり描いて欲しかった。2017/12/12
Y...
1
毛利元就の生涯(75年)を350頁でまとめているため少し物足りない。江戸時代に作られた逸話(3本の矢)は要らないかな。2022/09/28
BIN
1
スタンダードな毛利元就。謀略の切れは相変わらずで、それの手となり足となった忍びの孫介との関係がよかったですね。最後の方で、元春と隆景が毛利本家より自分の家を優先するんじゃと心配して教訓状を出しているという視点は今までなかったなあ。2012/06/10
Bibliobibuli
0
毛利元就全般の事が書かれていて読みやすかったです。尼子との対決が面白かったです。2017/06/02
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