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内容説明
土佐の地下浪人の子に生まれた弥太郎は、安積艮斎、吉田東洋らに学ぶ一方、坂本竜馬、後藤象二郎ら時代の志士たちの中で眼を覚ます。江戸で幕府の衰運を見、長崎でグラバーはじめ各国の商人たちと出逢い新時代の息吹を知り、“商業をもって国を興す”ことを志す。土佐商会の中枢を担い、経済面で変革期の藩を支えた若き日の実業家の雄姿を描く。
著者等紹介
村上元三[ムラカミゲンゾウ]
1910年生まれ。東京都出身。1941年『上総風土記』により第一二回直木賞受賞
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