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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すずむー
3
大政奉還に一役どころかMVP級の活躍をした坂本竜馬の生涯を一冊にした本。「剣術による心身の成長・武市半平太と対比した政治思想・勝海舟から得た国際的貿易」と、私はこの本を通して竜馬の生涯を三分してみた。しかし、共通して言えることは凡人だった竜馬が様々な立場の幕末志士の思想を取り入れて、独自の開かれた視点を持ったことは事実である。人に利用される機会の多かった竜馬がそれでも大政奉還に東奔西走した所以はここにあると思う。2020/03/28
いわのふみや
0
学陽書房も人物文庫も初耳。書き手が竜馬に偏愛するがゆえ、桂とか後藤とか岩崎とか武市とかのアラを指摘して、それらと比較することで竜馬スゴイって主張している。竜馬が幕末関連では一番の有名人となった今では、それって無意味なことのようにも思う。2010/02/21