女性文庫<br> 魔女の論理

女性文庫
魔女の論理

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784313720237
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0195

内容説明

女は男の物と化してはいないか、男女間に真のエロスは存在するのか、強姦は許されたる犯罪か、女は果たして人類だろうか、智恵子は精神に異常をきたした…森鴎外、夏目漱石、高村光太郎、永井荷風、五木寛之等の作品を女の視点から読み直した衝撃の女性論。女性解放を考えるうえで欠かせないバイブルともいわれる本。

目次

エロスへの渇望―男女間に真のエロスは存在するのか
娼婦と妻の世界―女は男の物と化してはいないか
妻には近代はなかった―性差別についての一考察
許されたる犯罪・強姦―強姦のメカニズムの追求
誇示ニケーションと強姦思想―女が女について考えたこと・断章
男の世界、男だけの世界―現代の英雄 石原慎太郎、五木寛之
『智恵子抄』は光太郎の贖罪のうた―智恵子は精神に異常をきたした
仮面紳士の告白―太田豊太郎(鴎外『舞姫』の主人公)の末裔
断腸のゆくえ―女性論の宝庫としての荷風文学
女たちへのまなざし―主従関係の中での愛を拒否した吉屋信子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

CBF

2
(★★★☆☆) 女は男の物と化してはいないか…森鴎外、夏目漱石、高村光太郎、永井荷風、五木寛之等の作品を女の視点から読み直した衝撃の女性論ー。 40年以上前(1978年)に書かれたにしては、古さを感じない内容だった。(こういう、ジェンダー関連の本を読むたびに毎回同じ感想を書いてる気がするけど..) 『わたしはいつも言うのだけれど、男は誇示ニケーションとなり、女は媚ニケーションとなっている。男と女の関係が依存させる側と依存する側の組合せであるかぎり、男は誇示的になり、女は媚的になるのは当然の運びであろう。』2021/05/08

ネギっ子gen

2
【発掘本】「あとがき」に「タイトルは、余りにもおおげさに聞こえるかもしれない。しかし、60年代から70年代にかけてのウーマン・リブ運動は、世間から毛嫌いされていた。あたかも魔女か何かのように白眼視されていた」と。「『智恵子抄』は光太郎の贖罪のうた」が良かった。【共感】「性差別は、まさに<性>をテコにして意識操作がなされてきたし、それ故にセックスに力点をおく発想や思想が幅をきかせ、セックス肥大人間観が形成されてきた。こうした文化状況の中で「エロス」を論じることは、結局、落とし穴にはまることになりかねない」。2020/01/31

Mizo

2
80年代に書かれた古いジェンダーの本だが、いまでも通用するところがあると思う。前半は評論というより、ぼやっとしたエッセイの寄せ集めみたいな感じで余り感心しなかったが、後半の文学評論は素晴らしかった。■「妻と娼婦は同じである」「『智恵子抄』は贖罪のうた」「女を物象化した男の悲哀劇」「吉屋信子、夏目漱石はそれぞれ男性原理に対抗した作家」2014/04/26

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