内容説明
難しいといわれる中学時代。自立心、反抗、懐疑、母への信頼と父の批判…手紙にすべてをぶつけるわが子の心情に寄り添いながら、時に自分の気持ちを吐露しつつ、共に考え教えさとす母。成長過程の子どもの心をどう受けとめるか―。子を愛することの素晴らしさ、そして難しさを身をもって語りかける本書は、価値ある記録として絶賛され大ベストセラーとなった。
目次
中学一年(自立―羽ばたく心;離愁―母と別れて ほか)
中学二年(決意―悲劇へのあこがれ;懐疑―八月十五日)
中学三年(危機―心の離乳;批判―映画と戦後文化)
中学四年(自覚―自我と恋愛;巣立―入学試験)