内容説明
思春期の子どものとまどいをどう受けとめ、どう伝えるのか。性とからだ・こころについてのわかりやすい一冊。
目次
第1章 女の子のからだとこころ(女の子の思春期―からだに大きな変化が起きる時期;かけがえのない「私」を大切にする子に;セックスは安全に)
第2章 男の子のからだとこころ(男の子の思春期―精通と二次性徴;思春期の息子と親;自分と他人を思いやる心を大切に)
第3章 対談・丸本百合子+村瀬幸浩―思春期の子どもとどう向き合うか(思春期はつらい時期;子どもの自立を阻む日本の家庭と社会環境;子どもの問題の根本は夫婦関係にある ほか)
著者等紹介
丸本百合子[マルモトユリコ]
産婦人科医師。医学博士。1949年東京生まれ。東京女子医科大学卒業。同愛記念病院産婦人科勤務などを経て、2000年1月から百合レディスクリニック院長。女性が自分の性とからだのことを自分自身で選択するためのテーマで、講演や著作活動を行っている。女性が「からだの主人公」になるための制度や法律を求める市民グループ「からだと性の法律をつくる女の会」に参加
村瀬幸浩[ムラセユキヒロ]
1941年愛知県生まれ。東京教育大学(現筑波大学)卒業。私立和光高等学校保健体育科教諭として25年間勤務、総合学習科「人間と性」も担当。現在は一橋大学、津田塾大学、東京女子大学で「セクソロジー(性科学)」の講師を務めている。また、1982年に創設した“人間と性”教育研究協議会(略称・性教協)の代表幹事として現在に至る。日本思春期学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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