出版社内容情報
見てわかる教材で、子どもが笑顔になる!
「伝え方」を変えれば、「できる!」が増える!
視覚支援の第一人者が贈る、アイデア教材の決定版。
“見て理解する”“見てできる”をキーワードに、特別支援教育の現場ですぐに使える教材&活動アイデアについて、豊富な写真とともに紹介します。
自立課題から生活ルール、コミュニケーション支援、感覚統合の視点まで、子どもが自分で動き出す仕組みを丁寧に解説。
初めて取り組む先生にもやさしい解説で、明日からの授業がぐっと広がります。
──こんな先生におすすめ──
? 子どもの「次は何をする?」という不安を減らし、安心して活動を進めさせたい
? 言葉だけでは伝わりにくいルールや手順を、一目でわかる形にしたい
? コミュニケーションが苦手な子が「自分から伝える力」を育てたい
★本書のポイント
? 豊富な活動アイデア
自立課題(型はめ・絵カードマッチングなど)、生活ルール(給食の手順・避難訓練の約束など)、自発的な行動を促す教材の具体例がわかります。
? 視覚支援の基本から応用まで
「なぜ有効なのか」「どうやって作るのか」を段階的に解説。準備のコツやポイント、失敗しないための注意点も伝えます。
? 第一人者×現場のプロによるタッグ
コミュニケーション支援ツール「ドロップス」を開発・実践研究してきた青木先生と、教材研究に長年携わる松本先生が、理論と実践の両面からサポートします。
【目次】
7/28現在。変更の可能性あり
序章
子どもの「できた!」を格段に増やす
視覚支援をやってみよう!
① 視覚支援は「見て自分でできる」を目指すこと
② 「見る」手掛かりがある世界、ない世界
③ 手と目の協応動作を助ける
④ 支援する時の重要ポイント
……他
コラム1
第1章
自立課題をクリア!
子どもが「見て・できる」活動アイデア
① 型はめ(立体)
② 形を見分ける(平面)
③ カラークリップの弁別
④ プラチェーンの色と形の弁別
⑤ 色と形のマトリクス
⑥ 数字を見分ける
⑦ 1?50までの数列
⑧ 50?100までの数列
⑨ 1?5までの量
⑩ 1?10までの量
⑪ 大小の弁別
⑫ 絵カードマッチング(絵)
⑬ 絵カードマッチング(絵と文字のカード)
⑭ 絵カードマッチング(文字)
⑮ 絵カードマッチング(絵と透明なカード)
コラム2:見る力を育てるための基本的な関わり方
第2章
生活・学習のルールがスムーズに伝わる!
子どもが「見て・理解できる」活動アイデア
① 給食の食べ方
② 選考検査の持ち物
③ 感染症予防
④ 道具の扱い方
⑤ 要求の伝え方
⑥ アナログタイムタイマー
⑦ プールのお知らせ
⑧ 蛇口のひねり方
⑨ 絵を描く時の約束
⑩ 課題学習のスケジュール
⑪ 帰省日お知らせカレンダー
⑫ 宿泊研修お知らせカレンダー
⑬ 避難の約束
⑭ 水道水が飲料不可の時のお知らせ
コラム3:「見てわかる」ことが活動の自立を支える
第3章
視覚的な手掛かりで自立した生活を目指す!
子どもが「見て・自分でやりたくなる」活動アイデア
① 感染症対策
② 給食意思表示カード
③ ラダートレーニング
④ 買い物のメモ
⑤ いろいろサーキット
⑥ 座った時の足の置き場所
⑦ 個別のスケジュール(写真、イラスト)
⑧ 個別のスケジュール(具体物)
⑨ コミュニケーションカード
⑩ 歯磨きの手順書
⑪ 手洗いの手順書
⑫ 掃除の手順書
⑬ 着替えの手順書(全提示)
⑭ 着替えの手順書(1つ提示)
コラム4:視覚的支援は子どもだけでなく大人のためにも必要
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