出版社内容情報
AI技術が発展し、今の子どもの6割が現在はない職業に就くとされる時代に、本当に必要とされる力はなんなのか?
現行の国語授業をすこしアップデートするだけで、未来を生き抜く読解力と対話力が身につく「言葉の授業」のつくり方!
内容説明
「今日の授業」が、「子どもたちの未来」になる。変わり続ける社会で、「国語授業」が子どもにできること。これからの時代に必要な「5つの言葉の力と態度」を大解剖!
目次
序章 AI時代に必要な5つの力と態度
1章 言葉をどう使うべきか考える授業
2章 協力したり道具を使ったりして言葉を使う授業
3章 言葉とイメージを結びつける授業
4章 様々な立場から考えて言葉を使う授業
5章 言葉を使いたくなる授業
著者等紹介
細川太輔[ホソカワタイスケ]
1978年東京都生まれ。東京学芸大学准教授。東京大学教育学部卒業、東京学芸大学連合大学院修了。教育学博士。私立小学校教諭、東京学芸大学附属小金井小学校教諭、東京学芸大学講師を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひまわり
6
分かりやすくて読みやすい。使えそう。2020/10/24
つかさ
1
読むのにかかった時間は46分。教師からの一方的な発信による一斉授業のイメージから抜け出すために読みました。小学校低学年からできる授業の工夫が書いてあります。文の理解に活かすための模型の活用や、動作化、感情を込めた音読などが例にあがっています。これまで私は、朗読は感情先行で意味の薄い取り組みではないかと思っていました。ですが、朗読の違いはつまり解釈の違いで、その違いは各自の生活背景や価値観の違いからくるものだということに気づきました。なんのためにその活動をするのかという目的を見失わないように気を付けます。2020/08/03