いまからはじめるアクティブラーニング導入＆実践ＢＯＯＫ

小林 昭文【著】

学陽書房（2016/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 135p／高さ 21cm
• 商品コード 9784313653030
• NDC分類 375
• Cコード C0037

内容説明

始め方から、続けるコツまで、第一人者のノウハウをすべて公開。

目次

第１章　アクティブラーニング型授業へようこそ！（きっかけは「目指せ！居眠りのない授業」；アクティブラーニングが緊急の課題になっているのはなぜか　ほか）
第２章　はじめてアクティブラーニング型授業を導入するとき（最初の授業はワークショップ型で始めよう～その１；ワークショップ型授業「科学者になる」～その２　ほか）
第３章　アクティブラーニング型授業のための授業準備（パワーポイントはすべて「教科書」から！慣れれば準備は１５分；資料の数は限定。説明は必ず練習を！　ほか）
第４章　やってみよう！アクティブラーニング型授業（チャイムが鳴る前に教室で授業の事前チェック；プリントは並べておけば時間短縮に　ほか）
第５章　困ったときには？アクティブラーニングＱ＆Ａ（他の生徒と関われずに孤立している子がいたら？；間違った答えを正しいと思って進めていたら？　ほか）

著者等紹介

小林昭文［コバヤシアキフミ］
産業能率大学経営学部教授。埼玉大学理工学部物理学科卒業。空手のプロを経て埼玉県立高校教諭として２５年間勤務。在職中に、カウンセリング、コーチング、エンカウンターグループ、メンタリング、アクションラーニングなどを学び、それらを応用して高校物理授業をアクティブラーニング型授業として開発し、成果を上げた。高校教諭を定年退職後、河合塾教育研究開発機構研究員、産業能率大学経営学部教授などの立場で実践・研究を進め、アクティブラーニング型授業を広めるため講演・執筆活動に精力的に活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Gatsby]

同じ筆者による『アクティブラーニング入門』の後に読んだ。同じような内容もあるが、理解が深まり、こちらの方が具体的な例が豊富なので、両方読んでみてもいいと思う。特に、筆者の授業プリントとか、リフレクションカードとかの内容が公開されていて、困ったときのQ & A まで用意されていて、至れり尽くせり。こちらの本も少し値段が高いのが玉にきずだが、まあ、よしとしよう。

2016/03/30

[むむむ]

関連図書の中では群を抜いて読みやすい。また、内容にも満足した。もっともこれが最適解とは限らないので、ベースにして考えていきたい。まず、演習35分というのは65分授業だからこそできるものであり、時間配分から再考の余地あり。態度目標(協同する)を常に意識した説明の仕方を心がけようと思う。また、理解度の高い生徒とそうでない生徒との立ち位置の差をうまくなくしていく方法を考えねばならない。

2020/05/05

[とりさん]

授業に関しての本。内容は高校生物理の授業だけど元にあるのはどの学校にも通用するだろうなと考えました。特に月に遭難した時のアイテムの順位付けは是非取り組みたいなと感じました。

2017/07/14

[Mr.Y]

高校での実践をもとにアクティブ・ラーニングをどのように進めていくかが示されている。高校での実践としては、画期的だと思う。

2016/09/03