内容説明
「話し方」「聞き方」の工夫で毎日の指導が劇的に変わる。
目次
序章 教師のコミュニケーション力
第1章 誰でも必ず上達する「話し方」の基本
第2章 授業を成功させる「話し方」「聞き方」のコツ
第3章 子どものやる気を引き出す「接し方」のコツ
第4章 子どもをグングン成長させる「質問」の技術
第5章 子どもの学力を伸ばす「言葉」の技術
第6章 同僚・保護者とのコミュニケーション
著者等紹介
菊池省三[キクチショウゾウ]
愛媛県出身。現在、北九州市立貴船小学校教諭。日本コミュニケーション教育研究会会長。文部科学省『「熟議」に基づく教育政策形成の在り方に関する懇談会』委員。全国教室ディベート連盟研究開発委員。NPO授業づくりネットワーク理事。九州地区教室ディベート連盟専門委員。道徳授業改革集団・福岡代表。北九州地区の先生方を中心とした研究サークル「実践教育研究21サークル」代表。コミュニケーション指導の実践研究を長年行っており、その実践は、平成23年元旦の朝日新聞全国版の1面トップでも紹介された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
23
これ、「教師」というタイトルのせいでお父さんお母さんが「先生用の本だ」と読まなかったらもったいない!すぐに教室で、家庭で使えるシミュレーションが用意されています。いやはや、わかりやすい!そして…今すぐやってみることができます。娘とのコミュニケーションツールの一つとして夫にこういう本をたくさん渡すんですが、国家試験を控えている彼の頭には入らず本当に残念。ま、来年の春までは私がかなりフォローしないといけないかも。そうするだけの価値がある男性だからいいんですけどね。2018/07/26
かおりんご
22
教育書。ずーっと積んでいて、若者にあげようと思って手にしたら、これも実践していることばかり。基本的な内容です。ただ、書かれているところの2つは、どうかな?と首をかしげました。1つは、四字熟語で誉める。意味も知らないことで誉められても嬉しくないと思う。もうひとつは、彼とか彼女、あなたという表現を使う。これも、嬉しくないと思う。ただし、頭のいい高学年なら違うかもしれないけどね。低学年なら無理。むしろちゃん付けの方が嬉しがると思うな。2018/03/27
><
19
初版2012年。とてもわかりやすく書かれています。小学生を対象に説明がされていますが、中学生や高校生、また普段のコミュニケーション時にも活用できるように感じました。2014/06/29
Gatsby
17
ワンポイントレッスン的な内容であり、書かれていることはそれほど難しくない。ベテランの先生なら、あまり意識せずにやっていることも多いだろう。しかし、ここに書いてあるようなことをベテラン教員が若手教員にしっかりと伝えているかどうかというと、そういう教員は少ないだろう。教員の世界はなかなかOJTがうまく機能していない。そこには様々な理由があるので簡単には解決しないが、少なくともこの本を若手もベテランも手にすることで、若手は明日からの生徒との接し方がわかるだろうし、ベテランは若手との接し方が変わることだろう。2014/05/19
ルル
11
具体的文言が紹介されているので、読んだその日から使えます(*^^*)2017/10/26