内容説明
いじめ、学級崩壊、反抗、無気力等の指導事例と児童生徒の目に映った教師像から子どもとのかかわり方を示す。
目次
第1部 「受容」をめぐる疑問に答える(子どもの「気持ち」を受容するとは;受容と甘やかしとはどう違うか;「受容」は教師の自己受容が前提条件 ほか)
第2部 指導事例にみる教師の受容と子どもの変容(子どもを受容しようとする先生・しない先生;子どもを受容できない教師―それを考える3つの視点;受容による子どもの成長―受容の重要性)
第3部 「受容」とこれからの教育実践の視点(子どもにとって教師の存在意味;「生きる力」を育む―その前提としての子どもの受容;価値観の多様化と教師の姿勢 ほか)
著者等紹介
関根正明[セキネマサアキ]
1931年東京生まれ。東京理科大学卒業。東京都葛飾区立奥戸中学校教諭、台東区教育相談員などを経て、1973年より10年間、葛飾区教育委員会指導主事。生活指導、道徳、特別活動担当。1983年足立区立入谷中学校校長となり、荒れた学校を再建。現在は聖徳大学助教授、武蔵野音楽大学講師。東京都墨田区教育委員。著書に「叱り方 うまい先生へたな先生」、「心をつかむ話し方 うまい先生へたな先生」(この2冊は、文庫本も発行)、「教師自己の伸ばし方磨き方」、「子ども受容のすすめ」、「教師の『気になる子』への関わり方」、「子どもを比べてイライラするとき」、「関根正明の心の教育」(学陽書房)など多数
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