出版社内容情報
企業法務部門の新人~若手、とくに非法学部卒の方・他部署から異動してきたばかりの方へ向けた契約書審査の本が登場!
◎実務を見据えて、初歩から契約書審査のポイントを総ざらい!
◎本文中に登場する法律知識には逐一解説「ひとくちメモ」つき!
◎法務部長の意図がわかる! 法務の「共通言語」を身に付ける1冊!
契約書「審査」の業務に絞り、契約書の見方の基礎から契約交渉時のリスクの見積もり方、契約締結後の契約管理まで、先輩からの指導・研修のようなやさしいながらも実践的な内容をカバーする書籍です。
著者の好評シリーズ『実践! 契約書審査の実務』シリーズを「一番最初に読むにはちょっと難しいな……」と感じる方にぜひ読んでいただきたい、契約書審査にしぼった入門書です。
内容説明
「非」法学部卒の方。法務部1年目の方。他部署から法務部へ異動した方。法務部の「共通言語」が身につく!
目次
第1章 契約書審査とは何のためにあるのか
第2章 契約書審査における重要なポイントを知ろう
第3章 契約書締結のための準備をしよう
第4章 契約締結のためのリスクマネジメントを理解しよう
第5章 契約交渉段階にすべきことを知ろう
第6章 契約書の解釈に必要な考え方をおさえよう
第7章 これでわかった!よく目にする条項の意味
第8章 契約締結後にすべきことを知ろう
第9章 契約からみるトラブルの発生と対応
第10章 裁判所等を利用した紛争解決
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
9
p33 法律における「時」と「とき」:「時」は「時点」を、「とき」は「場合」を意味する。p70で例として挙げているのが民法97条1項、2項▽p70 仮定的条件が重なる場合は大きい条件に「場合」、小さい条件に「とき」を使う。民法5666条本文には「場合」「とき」「時」がすべて出てくる▼p70 「Aその他B」におけるAとBは並列関係。「Aその他のB」においてはBが全体を表し、Aはその一部▼p118 「通知を発する」は発信によって、「通知する」は到達によってその効果が生じる(民法97条1項)2024/12/17