出版社内容情報
行政法の事例問題をストーリー化!
新人弁護士・篠宮楓の元にやって来た依頼者は宝石商。依頼者は「行政庁から、業務停止命令が予告された弁明通知書が届いた」と打ち明ける。
楓は事件を受任することにし、依頼者を救うための反論や法律論を組み立てることに。
「どの事実を主張すればよいか」「有利な判例はないか」「どの訴訟を選択するべきか」
楓は、同じ事務所の鬼道政義弁護士と論戦しながら、事件解決に向けて奮闘する。
楓は依頼者を救うことができるのか?
「長文の行政法事例問題」を意識したストーリーで、弁護士の訴訟選択、要件検討、具体的事実のあてはめを追体験できる!
読んで楽しい! 試験勉強に必ず役立つ! 法律学習者のための新しい「お仕事小説」!
内容説明
行政事件をストーリー化!実務家の訴訟選択、要件検討を追体験!
目次
第1章 不利益処分の告知にどう対応するか?(ノキ弁先はブラック事務所!―奴隷契約の始まり;依頼者、来訪―法律相談;お前、本当に弁護士か?―弁明対応 その1;事件のスジが動いた―弁明対応 その2)
第2章 処分を差し止めるにはどうすればよいか?(それでも行政庁は止まらない―行政不服審査制度;差し迫る業務停止命令―抗告訴訟及び仮の救済;弁護士にできることはまだあるか―公表の差止め)
第3章 本案上の主張をいかに組みたてるべきか?(裁判所を説き伏せろ!―本案論の組み立て方;脅迫、パワハラ、再契約―奴隷契約からの解放)
第4章 処分を義務付けるにはどうすればよいか?(新たな事件―二面関係と三面関係;訴訟までのハードルを跳び越えよ―第三者の原告適格;行政処分は出る?出ない?―処分等の求め;そして弁護士人生は続く―エピローグ)
著者等紹介
大島義則[オオシマヨシノリ]
弁護士(第二東京弁護士会。長谷川法律事務所)。慶應義塾大学大学院法学研究科特任准教授(非常勤)、慶應義塾大学大学院法務研究科講師(非常勤)、広島大学大学院人間社会科学研究科客員准教授(前期担当)。元消費者庁総務課課長補佐(情報公開・個人情報保護・公益通報担当。2012年2月~2014年1月)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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