新人弁護士カエデ、行政法に挑む

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新人弁護士カエデ、行政法に挑む

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  • サイズ A5判/ページ数 179p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784313511903
  • NDC分類 323.9
  • Cコード C2032

出版社内容情報

行政法の事例問題をストーリー化! 

新人弁護士・篠宮楓の元にやって来た依頼者は宝石商。依頼者は「行政庁から、業務停止命令が予告された弁明通知書が届いた」と打ち明ける。

楓は事件を受任することにし、依頼者を救うための反論や法律論を組み立てることに。

「どの事実を主張すればよいか」「有利な判例はないか」「どの訴訟を選択するべきか」

楓は、同じ事務所の鬼道政義弁護士と論戦しながら、事件解決に向けて奮闘する。

楓は依頼者を救うことができるのか?

「長文の行政法事例問題」を意識したストーリーで、弁護士の訴訟選択、要件検討、具体的事実のあてはめを追体験できる! 

読んで楽しい! 試験勉強に必ず役立つ! 法律学習者のための新しい「お仕事小説」!

内容説明

行政事件をストーリー化!実務家の訴訟選択、要件検討を追体験!

目次

第1章 不利益処分の告知にどう対応するか?(ノキ弁先はブラック事務所!―奴隷契約の始まり;依頼者、来訪―法律相談;お前、本当に弁護士か?―弁明対応 その1;事件のスジが動いた―弁明対応 その2)
第2章 処分を差し止めるにはどうすればよいか?(それでも行政庁は止まらない―行政不服審査制度;差し迫る業務停止命令―抗告訴訟及び仮の救済;弁護士にできることはまだあるか―公表の差止め)
第3章 本案上の主張をいかに組みたてるべきか?(裁判所を説き伏せろ!―本案論の組み立て方;脅迫、パワハラ、再契約―奴隷契約からの解放)
第4章 処分を義務付けるにはどうすればよいか?(新たな事件―二面関係と三面関係;訴訟までのハードルを跳び越えよ―第三者の原告適格;行政処分は出る?出ない?―処分等の求め;そして弁護士人生は続く―エピローグ)

著者等紹介

大島義則[オオシマヨシノリ]
弁護士(第二東京弁護士会。長谷川法律事務所)。慶應義塾大学大学院法学研究科特任准教授(非常勤)、慶應義塾大学大学院法務研究科講師(非常勤)、広島大学大学院人間社会科学研究科客員准教授(前期担当)。元消費者庁総務課課長補佐(情報公開・個人情報保護・公益通報担当。2012年2月~2014年1月)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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口車の弥七

0
行政事件をストーリー化。と言っても、そこは小説ではないので聞きなれない用語や言い回しも多い。それでも会話形式になっているおかげで、こんな考え方で進めて行くものなんだということがわかりました。これでいけそうという発言に対して、逆の立場ならこんな強力な反証をしてくるかもしれないという件があったが、依頼人が変わると弁護士は全く逆の立場で組み立てて行くのだからなんだかね。正義の味方ではなく、依頼人の味方というのがわかるやり取りでした。近鉄特急事件というのがあったんですね。裁判所もいろんな事件が持ち込まれて大変だ。2022/05/21

じゃんく

0
面白かったです!……とだけ。久しぶりにソクラテスメソッドに触れた日曜深夜でした……2022/02/14

うどんさん

0
行政紛争事案への対応について、①訴訟選択→②訴訟要件→③本案→④訴訟の終了という四段階の思考プロセスにしたがって小説仕立てで描き出す。訴訟前の弁明対応などにも紙幅が割かれ、事案対応の具体的なイメージやその活動の可能性等が十分に喚起される。特に訴訟選択から本案論までソクラティック・メソッドにより具体的に検討していく第6~8話が読みどころで、条文から要件効果を読み込み安易に裁量権逸脱・濫用に飛びつかないという姿勢は大切にしなければと感じた。コラムも充実しており、入門書レベルの知識で無理なく読みこなせると思う。2022/02/06

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