出版社内容情報
法律の現実を知りたいモノ好きへ。
社会を鋭く批評した『悪魔の辞典』(アンブローズ・ビアス著)の“法律版”です。
法律実務や法学部の講義で登場する用語を、ブラックユーモアたっぷりに再定義。
知られざる法曹の実状や、基本書には書かれない用語の意味が解説される、法律用語の「裏」辞典。
-本書に収録されている用語例-
【法律家】
法は必ずしも弱者の味方ではなく、法を知っている人の味方であることを知っている人たち。
【権利濫用の抗弁】
バランス感覚に法的な効力を持たせたもの。一発逆転の最終手段であり、訴訟で主張するならば、不都合を並べ立てて情に訴えるのがコツ。民法1条3項。
【自由】
他者からの束縛を受けないこと。責任とセットで認められる。
【事情判決の法理】
大人の事情があって、思った通りの結論を出せない裁判官のために用意された理屈。
目次
第1章 法曹界(弁護士業務;依頼者との関係;法律事務所;法曹三者;司法試験・司法修習)
第2章 実務用語(裁判・事件一般;法解釈・条文)
第3章 公法系(日本・天皇・平和主義;基本的人権;統治・その他)
第4章 民事系(民法一般・民法総則;民法(物権・債権・不法行為)
親族・相続
商取引・ビジネス
労働
民事裁判・民事執行)
第5章 刑事系(刑事系一般・刑法総論;刑法各論・刑罰法規・犯罪各種;捜査;刑事裁判・刑罰)
著者等紹介
大西洋一[オオニシヨウイチ]
弁護士(第二東京弁護士会所属)。1974年生まれ。神奈川県横浜市出身。中央大学法学部法律学科卒。弁護士法人大西総合法律事務所代表。元中央大学法科大学院実務講師。元中央大学法学部兼任講師。日弁連代議員、第二東京弁護士会綱紀委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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