内容説明
2020年4月1日施行、新民法に対応!今から契約書「審査」の感覚を身につける!契約書審査の現場の疑問に応える1冊。具体的なケースから実務家の着眼点がわかる!修正後の条項例や対応法はもちろん、プロセスも示す!各項ポイント付きで要点がつかみやすい!
目次
第1章 改正民法をめぐる契約書審査の全体像(新民法による影響の全体像―民法改正が各種取引や他の法令に与える影響;新民法の施行時期と経過措置―施行時期と経過措置についての基本と例外;新民法の施行時期と施行日前に締結された契約―施行日前に締結された契約についての適用関係 ほか)
第2章 不動産売買契約書審査のポイント(不動産売買の目的物―売買の目的物及び売買代金に関する条項;売買代金―売買契約書における売買代金の表示;手付―手付解除に関する条項 ほか)
第3章 不動産賃貸借契約書審査のポイント(普通建物賃貸借と定期建物賃貸借―定期建物賃貸借契約における賃料改定条項;賃料増減請求の要件と手続―賃料の増額を求めたい場合;存続期間と更新―賃貸借契約の存続期間 ほか)
巻末資料(ひな形)
著者等紹介
牛山琢文[ウシヤマタクフミ]
弁護士(2001年登録)、早稲田大学法学部卒業。稲葉総合法律事務所パートナー弁護士。不動産、不動産証券化、不動産ファンドに関する案件、エネルギーその他のプロジェクト(PFI・PPP)におけるプロジェクトファイナンス、LBOファイナンス等のストラクチャードファイナンスに関する案件を中心として取り扱う。各種社内セミナー講師、各種委員歴任
真藤誠[シントウマコト]
弁護士(2001年登録)、ニューヨーク州弁護士(2008年登録)、東京大学法学部卒業。New York University School of Law卒業(LL.M.)。大手法律事務所勤務を経て、外資系金融機関法務部において企業内弁護士として執務
若狭一行[ワカサカズユキ]
弁護士(2003年登録)、ニューヨーク州弁護士(2011年登録)、東京大学法学部卒業。Harvard Law School卒業(LL.M.)。TMI総合法律事務所所属。不動産流動化・証券化やプロジェクトファイナンスに関する契約書の作成・検討や、金融商品取引法、不動産特定共同事業法などの法令に関する助言を専門とする。外資系金融機関・海外投資家の関与する国内不動産投資案件の経験も豊富
大賀祥大[オオガヨシヒロ]
弁護士(2005年登録)、東京大学法学部卒業。Queen Mary University of London,School of Law卒業(LL.M.in Banking and Finance Law)。出澤総合法律事務所所属。不動産取引のリスクマネジメント、英文契約書の読み方など多数のセミナーの講師を務める
稲田祥子[イナダショウコ]
弁護士(2014年登録)、東京大学文学部卒業、東京大学法科大学院修了。TMI総合法律事務所所属。キャピタル・マーケッツ、不動産流動化・証券化に関する契約書の作成・検討、金融商品取引業者に係るレギュレーションなどを主な取扱い分野とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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