裁判官はこう考える 弁護士はこう実践する 民事裁判手続

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裁判官はこう考える 弁護士はこう実践する 民事裁判手続

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784313511637
  • NDC分類 327.2
  • Cコード C2032

内容説明

ホンネで交わす、民事裁判手続談義。互いの仕事に忌憚なき意見交換!具体的なテクニックも、互いの胸の内も満載!

目次

第1章 裁判官から見た弁護士との協働による事実の解明
第2章 弁護士から見た民事裁判に至るまで
第3章 弁護士から見た訴状の作成・提出
第4章 弁護士から見た答弁書・準備書面の作成・提出
第5章 裁判官から見た書証と証拠説明書
第6章 裁判官から見た争点整理手続
第7章 弁護士から見た陳述書、証拠申出、尋問準備
第8章 裁判官から見た人証調べ
第9章 裁判官から見た和解
第10章 弁護士から見たイレギュラーケース対応と判決後の処理

著者等紹介

柴〓哲夫[シバサキテツオ]
千葉地方・家庭裁判所松戸支部判事。略歴、1984年早稲田大学法学部卒業。1988年名古屋地方裁判所判事補。1990年前橋家庭・地方裁判所判事補。1993年青森家庭・地方裁判所判事補。1996年東京地方裁判所判事補。1998年同判事。1999年福島地方・家庭裁判所相馬支部長。2003年東京地方裁判所判事。2006年さいたま家庭・地方裁判所川越支部判事。2011年横浜家庭・地方裁判所判事。2015年千葉地方・家庭裁判所松戸支部判事

牧田謙太郎[マキタケンタロウ]
弁護士(柏綜合法律事務所)。略歴、1997年早稲田大学法学部卒業。2001年弁護士登録(千葉県弁護士会)。2013年千葉県弁護士会副会長。2017年千葉県弁護士会松戸支部支部長。現在、千葉県児童虐待対応法律アドバイザー。法務省人権擁護委員。柏市教育委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

7
多分類書がなく、面白い本。民事に限らず裁判所は終局裁判で初めて当該事件の判断を示すべしというのが常識化しているところがあるというか肌で感じるところはある。多分それは生半可に判断を示すとそれが独り歩きしたり公平感が損なわれたり云々という弊害があるためだと思うが、他方で、心証を全く開示しないことによっても当事者が的外れな主張を繰り返した挙げ句にこんなはずじゃなかったと無駄な上訴が生じるという誰得な事態も引き起こしてしまう。(上記の弊害に留意しつつ)裁判所は適切に心証を開示せよというのが本書の裁判官の主張。2020/08/03

ねお

7
争点整理を弁準で行うべきケースの具体例、依頼者や相手方が訴訟中に死亡した際の対応等、教科書等では学べない具体例の記載が実にわかりやすく、民事裁判手続についての理解が進む。在宅修習となっており、実務の実情が知れる本はとても貴重。起案の書き方本よりも、裁判官と弁護士の両立場からの考えが伝わる構成で、良書。事実認定過程をジクソーパズルに例える説明、人間は日付よりも曜日で行動しているという観察やプロピアニストも失敗するが、プロである所以は、どこでリカバリーするか、対処を備えているという記述等、2人の文章のファン。2020/05/20

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