出版社内容情報
「AI事業者ガイドライン」検討委員による信頼の解説!
知的財産権、人格権、個人情報保護法との関係、契約実務の注意点、AIガバナンスなど、
企業法務の対応がわかる!
本書では、生成AIにまつわる法律問題と、その実務対応をQ&A形式で解説しています。
「生成AIで他者の権利を侵害してしまう」は、もちろん避ける必要がありますが、
「リスクがよくわからないから、とりあえず生成AIの利用を止めさせる」も、
弁護士・企業法務の担当者としては、ビジネスの期待に応えられません。
本書でリスクを正しく見抜いて、生成AIを活用してください。
【目次】
第1章 生成AIの基本を押さえよう
1 生成AIとはどのような技術か
2 生成AIの動かし方
3 生成AIが苦手なこと
4 生成AIを利用するときの2パターン
5 生成AIに関連する論点にはどのようなものがあるか
第2章 生成AIと著作権の問題を知ろう
6 生成された表現は著作権で保護されるか
7 著作者の著作権と作風の模倣
8 AI生成物を加工・編集したものは著作権で保護されるか
9 他者の著作物を学習させることの法律問題
10 国内開発した生成AIを国外で商用化した場合
11 生成された表現の利用が著作権侵害となる場合
12 著作権侵害があった場合に権利者ができる法的措置
13 生成された情報の利用が不法行為となる場合
第3章 生成AIと特許・商標・人格権の問題を知ろう
14 生成された情報をヒントとした発明と特許
15 生成AIへの入出力を繰り返したアイデアと特許
16 生成されたロゴの商標登録
17 生成されたロゴを自社サービスに使用する際の注意点
18 特定の人の声を生成するサービスと人格権
19 生成されたアバターが無断利用されている場合
20 生成AIに入出力されたデータは誰のものか
第4章 生成AIサービスの契約関係を知ろう
21 生成されたコンテンツの利用規約の定め方
22 利用者が著作権侵害した場合にサービス提供者が負う責任
23 サービス提供者の意図に反して個人情報が入力された場合
24 利用者が規約に違反してデータを収集した場合
25 サービス提供者がユーザの入力データを利用する際の注意点
26 生成されたソースコードを自社開発に利用する場合
第5章 データの取扱いに関する法律問題を知ろう
27 生成AIモデルを公開する際の利用条件
28 自社プロダクトのソースコードを作成する際の注意点
29 秘密保持義務を負う情報を取り扱う場合
30 不正競争防止法に違反しないために
31 ユーザが入力した情報は個人データにあたるか
32 ユーザから収集した個人情報に基づくサービスの注意点
33 国外で提供されるサービスと個人情報
34 生成AIと「クラウド例外」
第6章 より良い活用のためのルールや管理方法を知ろう
35 参考になる公的なガイドライン<
-
- 和書
- 税法基本判例 〈1〉
-
- 和書
- みずうみ 世界の名作文学