目次
平和と人権・開発の21世紀―地球市民による国際協力
1 平和のための国際協力(グローバル・ガバナンス;国際連合と国際協力;難民;平和構築)
2 国際開発のための国際協力(人間開発;人権と人権基盤型アプローチ;ジェンダー平等;子どもと開発;NGOと市民社会―2つの災害支援への取り組みを中心に;開発と文化)
3 市民生活と国際協力(フェアトレード;持続可能な生活様式について;企業の社会的責任と責任ある消費者;開発教育)
著者等紹介
牧田東一[マキタトウイチ]
桜美林大学基盤教育院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
3
新刊棚より拝借。国連の箇所(Lesson2)では、人間の安全保障(HS)が、3.11で汚染水を太平洋に垂れ流す行為は、明らかに国際法違反だと思うが、その点、説明がないのは残念である。2011年の時点で、東電とか日本政府は糾弾されていなければならかったと思われる。地元漁民からの反発というレヴェルの話ではない。越境汚染なのだから。続く難民の箇所では、福島からの避難した被害者もまた、れっきとした環境難民なのである。NGOのアドヴォカシーは重要(169頁)。複眼的文化観(真崎克彦187頁~)は批判的多文化主義へ。2013/05/27
牛タン
2
内容:グローバルガバナンス(国連、国家、NGO、企業)、グローバルイシュー(テロ、紛争、人権基盤型アプローチ、人間の安全保障、環境問題、格差、貧困、ジェンダー、子ども、難民)、開発(近代化論、従属論、周辺論、構造改革、ネオリベラリズム、人間開発、持続可能な開発、開発教育、開発と文化)、平和構築 感想:良書2016/05/03
kk
0
なぜ開発をするか?それはただ単に可哀想だからというだけではない。この国境がなくなった時代では自分自身が発展途上国の現状の要因の一つと認識し当事者意識を持って取り組まなくてはならない。2019/02/02
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