よくわかる犯罪社会学入門―犯罪・非行とはいったい何か?

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784313340084
  • NDC分類 326.35
  • Cコード C1036

内容説明

犯罪社会学の第一歩は、「そもそも犯罪・非行とはなにか?」という問いからはじまる。社会学の視点から犯罪・非行を読み解く面白さを、わかりやすく紹介する入門書。

目次

「犯罪社会学」とは
第1部 「犯罪・非行」って何だろう?(犯罪・非行とは何か;メディアは犯罪・非行をどう伝えているか;犯罪白書を読んでみよう;犯罪をめぐる刑事司法のプロセス)
第2部 犯罪や非行をもっと知るには?(犯罪・非行を調べる;質的調査をやってみよう;量的調査をやってみよう)
第3部 誰でもよくわかる「犯罪社会学」入門(犯罪学の始まり;人びとの移動が犯罪を生み出す―社会解体論;文化的な葛藤が犯罪を生み出す―文化葛藤論;犯罪文化への接触と学習が犯罪を生み出す―分化的接触論;社会の緊張が犯罪を生み出す―マートンのアノミー理論;階級システムが生み出す非行サブカルチャー―非行サブカルチャー論;非合法的機会との出会いが非行を生む―分化的機会構造論;「言い訳」が非行をうながす―中和&漂流;人びとの反応が逸脱を生み出す―ラベリング論;社会との絆が非行を防ぐ―ハーシのボンド理論;環境デザインで犯罪被害を予防する―環境犯罪学)

著者等紹介

矢島正見[ヤジママサミ]
1948年生。中央大学文学部教授。少年非行論、青少年問題論、セクシュアリティ論を研究

丸秀康[マルヒデヤス]
1961年生。国学院大学非常勤講師。専攻は、犯罪学、刑事政策、法社会学。現在の関心は、臨界領域の法生成過程、法政策過程

山本功[ヤマモトイサオ]
1967年生。淑徳大学社会学部専任講師。研究領域は犯罪社会学、社会問題の社会学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

3
大変読みやすく面白かった。ラベリング論あたりが「言われてみれば確かに」という内容で、新しい視点を得られ、良かった。図書館に改訂版がなかったためこちらを読んだが、裁判員制度の話など、改訂版だとどのように書いてあるのか気になったところがあったので、改訂版も読みたい。2013/05/27

anchic

2
とてもわかりやすい。とっかかりに最適。

らぐほのえりか

1
学校の先生の本。今読み返しても、やっぱりすごいと思う。その人の考え方への入り口がここにあります。2012/01/03

Wa11abie

0
10年ぶりくらいで再読。学部生向け。2014/03/01

さらさら

0
大学図書館で2010/06/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/220046
  • ご注意事項