内容説明
犯罪社会学の第一歩は、「そもそも犯罪・非行とはなにか?」という問いからはじまる。社会学の視点から犯罪・非行を読み解く面白さを、わかりやすく紹介する入門書。
目次
「犯罪社会学」とは
第1部 「犯罪・非行」って何だろう?(犯罪・非行とは何か;メディアは犯罪・非行をどう伝えているか;犯罪白書を読んでみよう;犯罪をめぐる刑事司法のプロセス)
第2部 犯罪や非行をもっと知るには?(犯罪・非行を調べる;質的調査をやってみよう;量的調査をやってみよう)
第3部 誰でもよくわかる「犯罪社会学」入門(犯罪学の始まり;人びとの移動が犯罪を生み出す―社会解体論;文化的な葛藤が犯罪を生み出す―文化葛藤論;犯罪文化への接触と学習が犯罪を生み出す―分化的接触論;社会の緊張が犯罪を生み出す―マートンのアノミー理論;階級システムが生み出す非行サブカルチャー―非行サブカルチャー論;非合法的機会との出会いが非行を生む―分化的機会構造論;「言い訳」が非行をうながす―中和&漂流;人びとの反応が逸脱を生み出す―ラベリング論;社会との絆が非行を防ぐ―ハーシのボンド理論;環境デザインで犯罪被害を予防する―環境犯罪学)
著者等紹介
矢島正見[ヤジママサミ]
1948年生。中央大学文学部教授。少年非行論、青少年問題論、セクシュアリティ論を研究
丸秀康[マルヒデヤス]
1961年生。国学院大学非常勤講師。専攻は、犯罪学、刑事政策、法社会学。現在の関心は、臨界領域の法生成過程、法政策過程
山本功[ヤマモトイサオ]
1967年生。淑徳大学社会学部専任講師。研究領域は犯罪社会学、社会問題の社会学
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感想・レビュー
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行
anchic
らぐほのえりか
Wa11abie
さらさら