内容説明
自らも自治体職員である著者が、政策立案に必要な「現場の視点とその積極的な活用法」についてやさしく説いた入門書。政策形成能力、地域経営能力、政策法務能力など自治体職員のキャリア・アップに欠かせない基礎能力について整理。政策をつくる上で、何をどう生かすべきかがわかる。企画立案の過程と方法が具体的にわかるように、新規事業の企画例を掲載。企画作成に必要なコンセプトマップのつくり方、図表化の工夫などが手に取るようにわかる。
目次
第1章 政策形成のプロになる(自治体の政策体系を理解する;政策形成自治体へのパラダイム転換)
第2章 政策立案の基礎知識(政策形成能力をきたえる;地域経営能力をきたえる;政策法務能力をきたえる)
第3章 政策立案の実践―魅力的な「企画」をつくる(分かりやすい企画(書)をつくる
効果的なプレゼンを行う
行政組織内での連携体制の構築
住民との合意を形成する)
著者等紹介
木村純一[キムラジュンイチ]
1956年群馬県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。1984年に目黒区職員となり、総務部で条例・規則の改廃、企画部で広報・広聴事務を担当。1994年から新宿区職員となり、福祉部で予算事務、企画部で行政改革を担当。行政評価の導入や受益者負担の適正化の実施に携わる。2001年から特別区人事・厚生事務組合社会福祉事業団更生施設「けやき荘」の所長を務め、2003年から新宿区教育委員会事務局教育環境整備課長
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感想・レビュー
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- 和書
- マリアージュ・ブラン