内容説明
事例で示す政策の具体的な展開。現場の職員の実践に裏打ちされた言葉には、ズッシリとした重みがある。寝屋川市、枚方市、江東区、仙台市、箕面市、松戸市、伊丹市、川崎市、藤沢市、川西市、宝塚市、豊中市、横浜市、金沢市、ニューヨーク市、札幌市、大阪市…など、多数のケースを紹介。
目次
第1部 男女共同参画政策とは何か(「女性問題」の「解決」からジェンダー平等実現をめざす政策へ;政策を推進する仕組みづくり)
第2部 自治体で男女共同参画政策をどう進めるか(政策・方針決定過程への女性市民の参画を;自治体内部のジェンダー格差解消に向けて―任用(採用・昇任)・研修
学校教育をジェンダー・バイアスから解き放つために
子育て支援―仕事と子育ての両立をめざして
女性に対する暴力への取り組み―ドメスティック・バイオレンスを中心に ほか)
著者等紹介
藤枝澪子[フジエダミオコ]
1930年生まれ。京都精華大学名誉教授。専門は女性学、ジェンダー研究。大阪府男女共同参画審議会(会長)をはじめ、1978年以来各地の自治体の女性政策/男女共同参画政策に関わる
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