内容説明
本書では、秘書が、経営幹部のスタッフとして活躍できるよう、あまり近視眼的にならず、広く経営のなかにおける秘書業務のありようということに十分意を用いて論述した。これが第1の特徴である。秘書業務は、たしかに時代の推移とともに変化する。だからといって、すべてが変わるかというと、必ずしもそうではない。つまり、変化を余儀なくされる面と、サービス精神や組織人としての心構えのように変わらない面がある。変化に目を奪われて、変わないものを置き去りにしないよう、その両面を理論と実際から書き分ける努力をした。これが第2の特徴である。
目次
秘書の定義と特性
秘書の業務
秘書の資質
組織人としての自覚
秘書に必要な知識・技能
職場の人間関係