公務員人事改革―最新米・英・独・仏の動向を踏まえて

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公務員人事改革―最新米・英・独・仏の動向を踏まえて

  • 村松 岐夫【編著】
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • 学陽書房(2018/07発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 339p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784313130890
  • NDC分類 317.9
  • Cコード C2034

出版社内容情報

公務員の政官関係、人事評価など。最新のデータで各国を比較してベストを考察する!政官関係、人事評価、人材配置など人事管理のあり方が注目を集めている現在、各国の?採用・昇進?政官関係?人事評価?地方公務員制度などについて詳細に分析解説。人事制度の再構築において論点を整理し、各項目を各種最新データや歴史的背景など各国の実情を正確に分析し、ベストプラクティスを考察する研究提言書。

第1章 本書のねらい

第2章 アメリカ合衆国の公務員制度
1 概観
(1)統治・政治形態
(2)公務員制度の沿革
(3)人事管理の仕組み
2 職業公務員の採用・昇進の制度・実態
(1)採用システムの概要
(2)職業公務員の昇進・育成
(3)女性の採用・登用、ダイバーシティー
(4)上級管理職(SES)制度
3 政と官――政治任用制度とその実態
(1)歴史的経緯
(2)政治任用の制度と実情
(3)政治任用者の役割と評価
4 労働基本権と給与その他勤務条件
(1)労働基本権と勤務条件の決定システム
(2)給与
(3)人件費管理
(4)勤務時間、休暇等の概況
(5)テレワークの推進等(働き方改革)
5 人事評価
(1)人事評価とその活用に関する制度
(2)運用実態
6 退職管理と年金
(1)年齢差別禁止と退職の実態
(2)年金制度と実情
(3)再就職に関わる規制
7 最近の主な改革と今後の動向
(1)1980年代以降の改革の流れ
(2)今後の動向
8 地方公務員制度
(1)地方自治体の概況
(2)地方公務員数
(3)地方公務員の分類
(4)地方公務員の適用法規、勤務条件の決定方法等
(5)給与及び年金

第3章 イギリスの公務員人事制度改革
1 概観
(1)統治機構
(2)官僚制の沿革
(3)人事管理の仕組み
2 任用(採用・昇進)・人材育成
(1)採用の基本
(2)採用の制度・実態、異動
(3)人材育成
(4)女性の採用・登用、ダイバーシティー
(5)上級公務員(SCS)の任用
3 政と官
(1)政官関係の特質
(2)特別顧問(Special Adviser)
4 労働基本権と給与その他の勤務条件
(1)労働基本権
(2)給与
(3)人件費管理の在り方
(4)勤務時間・休暇、服務
5 人事評価
(1)能力評価のためのツール
(2)上級公務員(SCS)の評価システム
(3)一般職員の評価システム
(4)評価結果の活用
6 退職管理と年金
(1)退職
(2)年金
(3)再就職に関する規制
7 最近の主な改革と今後の動向
(1)公務改革計画(Civil Service Reform Plan)
(2)働き方改革(スマートワーク、IT化等)
8 地方公務員制度
?
第4章 ドイツの公務員制度
1 概観
(1)統治機構
(2)公務員の種類と数
(3)公務員法制
(4)人事行政機関・人事管理の仕組み
(5)ドイツ公務員制度の歴史的概観
(6)伝統的な職業官吏制度の諸原則と官吏のエートス
2 任用の制度・実態
(1)ラウフバーン制度
(2)採用、異動
(3)昇進、人材育成
(4)女性の採用・登用、ダイバーシティー
3 政と官、官民関係
(1)官吏の政治的中立性
(2)政治的官吏
(3)連邦政府における政策立案・決定過程と連邦首相府との人事交流
(4)議会・政党と官吏の関係
(5)官民関係
4 労働基本権と給与その他の勤務条件
(1)労働基本権と勤務条件の決定システム
(2)給与
(3)人件費管理
(4)勤務時間と多様な勤務形態
(5)その他の勤務条件
5 人事評価
6 退職管理と恩給
(1)定年と退職管理
(2)恩給
(3)再就職規制
7 最近の主な改革と今後の動向 
(1)将来の職員構成への対処
(2)EUとの関係
8 地方公務員制度
(1)概況
(2)連邦制改革、州における改革

第5章 フランスの公務員制度
1 概観
(1)統治・政治形態
(2)公務員制度の沿革等
(3)人事管理の仕組み
2 任用(採用と昇進)
(1)任用の基本
(2)採用の制度・実態、異動
(3)昇進・人材育成
(4)身分保障
(5)女性の採用・登用、ダイバーシティー
3 政と官
(1)政治任用のポスト
(2)政治任用者の服務及び身分保障等
(3)政治任用の任命手続等
(4)政治任用者の役割(職業公務員との役割分担)
(5)政治任用職を退いた後の行き先等
4 労働基本権と給与その他の勤務条件
(1)労働基本権
(2)給与
(3)人件費管理
(4)勤務条件・服務等
(5)働き方改革の動き(テレワークの推進等)
5 人事評価
6 退職管理と年金
(1)定年と退職管理
(2)退職年金制度
7 最近の主な改革と今後の動向
(1)幹部公務員の任命
(2)グラン・コールの改革
(3)その他
8 地方公務員制度
(1)地方公共団体の概要
(2)地方公務員制度


第6章 各国の比較からの知見
1 制度別にみた各国の状況
(1)採用
(2)昇進
(3)育成
(4)政と官
(5)労働基本権と給与その他勤務条件
(6)人事評価
(7)退職管理と年金
(8)ダイバーシティーと働き方改革
(9)地方公務員制度
2 各国との比較から見た日本の特徴
(1)採用・昇進制度
(2)給与制度と人事評価制度
(3)日本の特徴
3 比較分析から見た日本の課題
(1)職業公務員の専門性の向上
(2)職業公務員の多様性
(3)これからの公務員の役割


第7章 研究者による各国比較からみえたもの
NPMと公務員制度改革?英米独仏日の状況
1 NPMと諸外国における普及
2 NPMと公務員制度改革
(1)人事評価結果に基づく給与への動き
(2)公務を分解する動き
(3)人事管理権限・給与決定権限の分権化の動き
3 まとめ

人的資源管理の変容
1 各国における近年のHRM改革
(1)HRM改革に関する各国別記述部分の要約
(2)リーマン・ショック以降におけるHRM改革
2 リーマン・ショック後の各国におけるHRMの類型化
(1)HPMの類型的把握
(2)HRMの国際比較
3 HRMとしてのダイバーシティー?

比較政官関係論から見た日本の公務員制度
1 各国における政官関係の基本構造とその変化
(1)アメリカ
(2)イギリス
(3)ドイツ
(4)フランス
2比較から見た日本の政官関係
(1)日本―55年体制時代
(2)日本―近年の変化
(3)日本の変化をめぐるいくつかの論点

外国事例からの観察

村松 岐夫[ムラマツミチオ]
著・文・その他/編集

目次

第1章 公務員制度比較研究の目的
第2章 アメリカ合衆国の公務員制度
第3章 イギリスの公務員制度
第4章 ドイツの公務員制度
第5章 フランスの公務員制度
第6章 各国の比較からの知見
第7章 研究者による各国比較からみえたもの

著者等紹介

村松岐夫[ムラマツミチオ]
京都大学名誉教授、京都大学法学部卒業、京都大学法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。