出版社内容情報
南 学[ミナミ マナブ]
編著
目次
序章 着実な公共施設マネジメントをすすめるための論点
第1章 未体験の「計画策定」に直面する自治体
第2章 公共施設マネジメントの効果的推進手法
第3章 公共施設マネジメントを事例から学ぶ
第4章 包括保守点検委託の実践とマニュアル
第5章 保有施設の評価手法
第6章 会計情報と施設マネジメントとの連動
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしよしニャンコ
10
最近流行りの官民連例や「民間活力を行政に導入」といっても、委託の性質や範囲をかなり踏み込んだものにしないと、民が官の分野に食い込むことの効果は現れないのだな。/保有する施設の総面積を単に縮小させるだけでなく、施設を複合化させるなどすることで、費用削減と価値創造を両立させる方策もあるようだ。/包括委託による経費削減は、公共施設マネだけでなく、コピー機のリース契約とかにも応用できそう。/民間にとって公共施設を使っての活動は、固定資産税や減価償却費が掛からない宝の山たりうるというのは新鮮な視点だった。2017/07/19
pu
1
計画策定先進事例:神奈川県秦野市、包括的保守点検管理:香川県まんのう町、機能統合:山形県西川町、指定管理者:佐賀県武雄市、伊万里市、静岡県掛川市、大阪市、複合施設:愛知県半田市、西尾市、庁舎リース:愛知県高浜市2019/05/26
jupiter68
0
地方財務に連載していた時から非常に楽しく読んでいた。ストートな書きっぷりから、直接意見が自分の中に届いてくる。当然まずい部分がすくに認識、理解されるという意味である。ためになる内容である。2017/06/10