公共入札・契約手続の実務―しくみの基本から談合防止策まで

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  • サイズ A5判/ページ数 233p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784313121072
  • NDC分類 510.91
  • Cコード C3033

目次

第1章 入札・契約全般にわたる課題(一般競争入札が「契約の原則」とされている理由;指名競争入札の長所と短所;随意契約が認められる場合 ほか)
第2章 入札・契約手続をめぐる諸課題(「契約担当者等の発注能力不足」を補う方法;総合評価方式の長所と短所;複数年契約(債務負担行為)の活用 ほか)
第3章 「松阪方式」によるごみ処理施設の発注(発注に至る経緯;「発注者の経験不足」を補うための工夫;入札・契約手続における「松阪方式」の採用 ほか)

著者等紹介

鈴木満[スズキミツル]
昭和17年9月岐阜県可児市に生まれる。昭和40年4月岐阜大学卒業後農林省入省。昭和41年11月公正取引委員会に出向。その後、審査部考査室長、第4審査長、取引部景品表示監視課長、下請課長、景品表示指導課長、審査部第1審査長、取引流通担当官房参事官、近畿事務所長、首席審判官を歴任して、平成6年6月退官。平成8年4月桐蔭学園横浜大学(現桐蔭横浜大学)法学部教授(経済法専攻)。平成16年4月桐蔭横浜大学法科大学院教授(経済法専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわ

5
仕事で関わってくるので読んでみた。公共入札と言えば、いわゆる「談合」のリスクとは切っても切り離せないところである。本書では、そのような「談合」という切り口から公共入札手続の仕組み面が極めて実務的かつ自治体側の視点から説明がなされている。また、具体的な案件に関する説明もあり、非常にいろいろとイメージしやすい構造となっている。随意契約、一般競争入札等の言葉がイメージできない場合には、本書を読むことはとても有用な選択肢となると思う。2019/12/05

伊野

1
公正取引委員会と発注機関の談合に対する"思惑"の違いが談合情報の紙くず化を起こしているという問題は考えさせられる。談合を完全に防止することは難しい。いかに不確定要素を増やし、かく乱させるか。2014/03/30

Ayumi Shimojoh

0
目次から知りたいこと(見積り合わせ、と特命随意とか、予定価格とか、最低制限価格)が見やすくて、調べやすい。会計法・地方自治法でうたっていることを原則的に上げています。それから、自治体の事例が多いです。そこらは、自治体職員(発注者側)じゃないので、私にはあまり関係ない部分が多い。2014/09/29

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