感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
びっぐすとん
18
図書館本。学生時代お世話になった『國文學』の復刻版。自分は幻想小説が好きなのだと思う。だが「幻想小説とはなんぞや」と言われると説明できない。この本を読むと幻想小説の範疇は広く、自分はとば口を齧ってるだけだと痛感。中にはこれも幻想小説なのかと驚くものもあり、読んでみたいものが沢山あった。そして知らない日本人作家の多いこと!勉強が足りないなあ。ジャンルとしてあまりにも多岐にわたるので一口に幻想小説と言っても必ずしも好みとは言えなさそうなものもあり、詳しすぎる(!)あらすじを参考に選ぶのもいいかも。2019/11/16
Kouro-hou
8
1945年から90年代初頭の幻想文学の読み方の本。ガイドブックっぽいのを想像していたら、中身に関して論ずる本でした。そういう性格なので「あらすじ」は最後まで書いてあります。ネタバレ上等!日本の小説の比率が高めなのは良かったです。古い本なので、読んで興味を持った本を探すのにはちょっと苦労するのもありそう。2013/12/01




