出版社内容情報
ダ・ヴィンチ、ゴッホ、パウル・クレーら後世に伝わる作品を創った芸術家の死と生の深淵に思いをはせる珠玉の美術随想。
内容説明
縄文人、ダ・ヴィンチ、ゴヤ、ゴッホ、ガレ、ガウディら芸術家の多様な世界を訪れ、死と生の深淵に思いをはせる心の旅。『風の旅人』で好評を博した連載エッセイ。
目次
揺らめき立つ雪国の情念―縄文の火災土器
戯れる動物たちの宇宙―ラスコー洞窟壁画
ディオニュソスの秘祭―古代ギリシア
形なき生の方へ―ケルトの美
闇のなかの生命―ロマネスク
魅惑する列柱の森―ゴシック
哀悼と懐疑のフレスコ画―ジョット
背景への誘い―レオナルド・ダ・ヴィンチ(1)
彼方からの笑い―レオナルド・ダ・ヴィンチ(2)
言葉なき大空との対話―ネーデルランド風景画〔ほか〕
著者等紹介
酒井健[サカイタケシ]
1954年、東京生まれ。法政大学文学部教授。著書に『ゴシックとは何か』(サントリー学芸賞受賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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