内容説明
世界と日本、大人と子ども。児童書選びの悩みはこの一冊で解決。
目次
論考25選(対談 子どもの奪還;大人げなさの系譜―フィッツジェラルド・サリンジャー・ブコウスキー;アラーキーから梅かよまで(キッズ・フォト)
ドイツの「戦争児童文学」 ほか)
“子ども”の文学75選テーマ別(空っぽの子ども;闇の中の旅(恐怖の勝利)
大冒険(子どもと戦争)
オオカミの眼(異文化との遭遇) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マリカ
21
「子どもとは子どものふりをしている大人である」:子どもの頃に読んで不可解だった作品を読み直したいと思っていたところ、よさげなガイドを見つけたーと思ったら、この本は子どものための文学というより、子どもが主要な登場人物として出てくる物語を解説したものでした。しかし、それが意外とおもしろい。世界文学というものをまず「子ども」という視点で横に切ってから、さらに子どもに関連する15のモチーフで縦に切り分けることで、世界文学の新しい切り口を見せる感じ。和田さんは言うまでもなく、都甲さん、大和田さんの解説がよかった。2012/09/25
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