古代東アジア地域相の考古学的研究

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  • サイズ B5判/ページ数 489p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784311304897
  • NDC分類 220
  • Cコード C3021

出版社内容情報

日本・朝鮮・中国を一つの地域と見なし、各地の鉄器、古墳壁画などの考古資料を比較検討し、東アジア地域の中の政治、文化交流等から古代日本の実体を説く!

内容説明

古代東アジアで何が起こったか、日本・朝鮮・中国の考古資料から古代日本と東アジアの実態を解く。

目次

問題の所在と東アジア地域史研究の視点
第1編 日本列島と朝鮮半島の考古学資料の比較研究(古墳時代の鉄製模型農工具と渡来系集団;装飾古墳の画題からみた地域間交渉―熊本県広浦古墳の石棺に表された親子大刀 ほか)
第2編 東アジアにおける朝鮮半島考古学の相関的研究(百済前期における銭文瓦当の創出とその背景―石村洞出土資料の再検討;百済出土の両晋南朝青磁と江南地域葬礼の相関的研究 ほか)
第3編 東アジア地域史の個別研究―高句麗考古学資料の史的解析(瓦からみた高句麗の守墓制―広開土王碑文研究における「守墓人姻戸」条の位置づけ;高句麗王陵域における広開土王碑の相対的位置―「墓上立碑」の再吟味を通して ほか)
第4編 東アジア考古学による地域相研究(朝鮮半島系考古資料からみた西部日本海地域の諸相;百済と魏晋南北朝時代の中国との交渉―中国製・中国系考古資料の吟味 ほか)

著者等紹介

門田誠一[モンタセイイチ]
1959年、大阪府貝塚市に生まれる。1984年同志社大学大学院文学研究科博士課程前期修了。佛教大学文学部人文学科教授。博士(文化史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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