内容説明
古鏡を三次元形状で計測したデータをデジタルで表現したものを多数集めて、古鏡研究の新手法を開発するものである。橿原考古学研究所が中心となり、京都大学総合博物館、東京国立博物館、宮内庁書陵部などの大量の古鏡を保有する施設を始め、全国の埋蔵文化財センター、公的、私的博物館の協力の下に、三次元計測を行った。これを活用して、例えば、三角縁神獣鏡の同じ図文を持つ鏡の細部を分析し、その相違によって、制作技法を解明しようとするなどである。
目次
第1分冊(本文編;資料編)
第2分冊(資料編;研究編)