内容説明
従来の「考古学」の枠組みにとらわれず「明らかにすべき過去は何か」遺跡や遺物を見る手法をちりばめた!コンテキストから今ある遺跡・遺物の出土の状況に耳を傾け、目を見開く。いろいろと物語を展開する種(資料)をどのようにあつかい、とらえ、考えるかということから「研究」をはじめる。
目次
第1章 考古学の枠組み
第2章 状況―遺跡の認知と発掘調査
第3章 型式と層位、共存
第4章 考古学の文化解釈法
第5章 考古学の歴史解釈法
第6章 考古学と現代
第7章 これからの考古学―あとがきにかえて
著者等紹介
一瀬和夫[イチノセカズオ]
1957年大阪市生まれ。1979年関西大学文学部史学科卒業、博士(文学)。大阪府教育委員会事務局文化財保護課技師、大阪府立近つ飛鳥博物館学芸員を経て、京都橘大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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