出版社内容情報
旧約聖書と古代オリエント史研究に没頭してきた著者の半世紀にわたる足跡!
内容説明
旧約聖書やオリエント史研究に没頭した70年の軌跡!主要論文と講演・随想なども収録。
目次
サクラと日本人
新嘗祭随想
古代オリエント史随想
日本における古代オリエント文明研究史
現代の宗教と古代の宗教
死海文書
「聖対称図像」の展開と変形
バベルの塔―ジッグラトの話
古代オリエント思想研究ノート―古代バビロニアにおける天観念
旧約研究ノート―トーラーにおける“samayim”の用法と、その歴史的背景
創世記におけるアブラ(ハ)ムの人物像
ヒブル(ヘブライ)史研究の二つの方向―M・ノートとW・F・オールブライトの比較
イスラエル英雄時代の一考察―「デボラの歌」を中心として
ダヴィドとイブリー
ダヴィド王権の形成過程とその性格
キッティーム論考
書評および紹介
ドイツ連邦共和国におけるオリエント学の現況について
日本オリエント学会の創立と二十年の歩み
座談会『オリエント』をふりかえって
古代オリエント史入門者への提言十カ条