シンポジウム 古代の難波と難波宮

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 345p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784311300523
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

内容説明

幻の古都・難波宮をめぐり、河内王権と古代難波など、古代大阪に築かれた難波宮・京の調査の現状と課題を明らかにする。

目次

第1部 古代の大和と難波(古代難波の景観復元とその変遷;河内王権と古代難波)
第2部 古代の難波と難波宮(前期難波宮・京をめぐって;後期難波宮・京をめぐって)
難波宮跡の調査・研究の現状と課題
難波長柄豊碕宮と最近出土の木簡

著者等紹介

直木孝次郎[ナオキコウジロウ]
1919年、神戸市に生まる。京都大学文学部史学科卒業。大阪市立大学文学部教授を経て、現在、大阪市立大学名誉教授、文学博士

中尾芳治[ナカオヨシハル]
1936年、大阪市に生まる。1959年、京都大学文学部史学科(考古学専攻)卒業。1960年から90年まで大阪市難波宮跡の発掘調査と研究、保存・環境整備事業に従事。1990年より帝塚山学院大学教授。文学博士。1991年より上智大学アンコール遺跡国際調査団(考古班)に参加
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月をみるもの

11
いろんな本や論文のReference ですっかり馴染みな気がするが、ご本人のお言葉(シンポジウムの収録なので文章ではない)に触れたのはこの本が初めて>直木孝次郎先生。大阪城の隣にある法円坂遺跡と、仁徳天皇の高津宮の関係は、(少なくともこの当時は)まだ全然わかっていなかったようだ。前半の大阪湾の移り代わり、中盤の河内政権論に関する丁々発止の議論がめちゃくちゃ面白い。百舌鳥・古市を世界遺産にするなら、ちゃんと学術的な調査も進めてもらわんと。。 2019/05/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2248289
  • ご注意事項